音楽は耳だけで聴くものじゃない

 

 

好きな音楽は?

と人から聞かれることがよくある。

音楽は?という質問であれば、ロックンロールとか、リズム&ブルース等と言っておけるのだが、

好きなバンドは?というパターンがある

これには困っている。

だってたくさんありすぎるし、その日によって違うのだ。

まあまず同世代とかに聞かれることが多く、そんな若者の軽い質問に、ブッカーT&MG'sだのバターフィールドブルースバンドだのアニマルズだの言っても白けてしまうだろう。(今日はこのあたり聴いてた)

同世代からの音楽トークはとても面倒くさいけど、例えロックオタクのおっさんとの話でも好きなバンドなんてなかなかぱっと出ない。

シチュエーションがだいぶ左右してくる。

例えば夏はスカ、トゥーツ&メイタルズにスペシャルズ、深夜の散歩はトムウェイツや佐野元春。ドライブにはユーミンや70年代くらいのストーンズ。寝る前の静かな時間にはジョニミッチェルが聴きたい。

そのシチュエーションに聴くといつもそれが1番 になってしまうのだ。

茶店のバイトの女の子ってみんな可愛く見えるみたいな。(だいぶ違うか)

そのシチュエーションがライブともなってくるともうなんでもかんでも最高になってしまう。

これだからフェスは儲かるんだと思う。

横浜のビーチで見た加山雄三は最高だった。

名前も知らないアーティストでも最高になっちゃって帰りにツタヤでCDを借りて部屋で聴いてみると全然退屈、とかよくある。

音楽は耳だけで聴くものじゃないということだ。

これからもう少し寒くなって、秋の終わりから冬にかけてスイートソウルミュージックが旬。格別だ。

ということでシュープリームスの甘い名曲を貼っておく。

 

Diana Ross&Supremes / Where Did Our Love Go 

 

https://youtu.be/qTBmgAOO0Nw