ガンバレって言ってやる

 

 

なにかに打ちひしがれそうな夜にも

このままどこか逃げてしまいたい朝にも

おれにはブルーハーツがいた。

 

ヒロトはクソッタレのおれのために

"終わらない歌" を歌ってくれる。

どんな時でもデッカい声で"ガンバレ"って言ってくれる。

子供の時から、今だってそうだよ。

おれにはブルーハーツがいた。

 

 

心にブルーハーツがいない人

ブルーハーツじゃなくても、おれにとってはブルーハーツだ。

そんな、ガンバレって言ってもらえない人たちも何処かにいるだろうか。

もしかしたらおれの周りにもいるだろうか。

 

 

何かに押しつぶされそうな人

今にも爆発しそうな思いをかかえている人

なにもかもに冷たくされてひとりぼっちな人

 

少なくともロックンロールはそういう人に歌っている。

そして、おれも目の前の人の、あなたのブルーハーツでありたいと思ってる。

それは、歌を歌うとかバンドをやるとかそういうだけじゃないんだ。

ロックンロールは音楽ジャンルじゃない。

生き方なんだ。

 

だからおれは世界中の親愛なるひとりぼっちたちにガンバレって言ってやる。

聞こえるか、ガンバレ!!!