Honey, the road will even end in Kathmandu
その道はカトマンドゥまで続いているかもしれない。
ジャニスの歌うこのフレーズをなぜかふと思い出した。
Kathmandu
なんて未知なる響きだろう。
昔のヒッピーは、ヨーロッパからオンボロバスでユーラシア大陸を横断してカトマンドゥを目指したのだ。
カトマンドゥは半世紀以上前に時代が止まってしまっているみたいな煤けた都市だった。
寂れているわけではなくて、ただ現役で、煤けたような色をしているのだ。
そうそう、ミャンマーのヤンゴンもそんなタッチがある都市だったなあ。
今は軍事クーデターで外国人だ立ち寄る隙はないけど、それ以前はミャンマーを目指す旅人がじわじわと増えていた。
旅に取り憑かれてしまった人が目指す先にはそんな街のフィーリングがあるような気がする。