14歳だったのが29歳になってもセックスピストルズこそが最高な瞬間がよくある。

 

外は冬の終わりの雨が降っている。

格好が悪いということはなんて格好いいんだろう。

 

東京はなんとなく暮らすには心地よく、それでもなんとなく不健康な時代が回り続けている。

 

再開発が進む地元池袋の街も、隣の席の女の子のイカしたドクターマーチンも、どうだっていいことだ。

 

もう少し不確かなものが欲しいんだ。

それはサリンジャーの小説でも、トムウェイツの歌声でも、ラチャダーピセーク通りの夕暮れでも。

そんなものの答えは全部自分の中にだけあればいい。

 

 

今月のホットな音楽

 

Betty Davis   F.U.N.K

最高にソウルフルでハードなリズムアンドブルース。

TSUTAYAの棚で何年振りに再会をした、その日に彼女の訃報が聞こえてきた。

彼女は最後におれの元にやってきたのだ。ありがとう。

https://youtu.be/mQILEYw66Rg

 

Hyokoh  Comes And Goes

韓国に住む友達がいつも流していたアルバム。

ちょうどおれと同じ1993年生まれの韓国、ソウルのバンド。

大きなマドラーで緩やかで風を爽やかに吹かせてくれるようなサウンド

https://youtu.be/ECMc1SB60E0

 

 

Bruce Springsteen   Badlands

どんなにジジイになろうが永遠のおれの兄貴。

明日なき暴走 と 闇に吠える街 がおれの中での2トップ。

八方破れなシャウト。爆発寸前のロックンロール。

https://youtu.be/LzsAPhGpMkA