移民街とバギズム

f:id:tenseihirakawa:20240518081222j:image

 

バーミンガムの街を歩いている人は、
体感では半分以上がムスリム系の人たち。

ムスリムの人は穏やかで優しい人が多いイメージなのでどこかホッとさせられる。

 

 

今夜の宿には若者はあまり泊まってない。
レセプションには綺麗ではない格好のおっさんたちがフットボールを見て盛り上がっている。

 

若者だらけのうるさい宿も嫌だけど、
身なりの悪いおじさんだらけなのも、
なんとなく落ち着かない。

 

人を見た目で判断するのはよくない。
もちろんそれが適用される時は多いけど、
勝手のわからない海外、どこの国の誰なのかかわからない人と関わる時、
身なりや様子で判断するしかない。
それが自分の身を守る術なのだ。

 

 

ある程度会話をしたり、
長い時間を一緒に過ごせば別だ。
人間同士の付き合いには見た目なんてものはどうでもいい。

 

 

高校生の頃。
おれがライダースに金髪のパンクスになろうが、
ドレッドヘアのヒッピーになろうが、
なにも変わらず挨拶してくるクラスメイトがいた。

 

みんな、距離をとって様子見してくるとか、
すげーな的なリアクションをとるとか、
どうしちゃったの?とか直接聞いてくるとかするかなんだけど、

そいつはまるで目が見えてないみたいに、
同じように挨拶してくるんだよ。
しかも特別仲がいいわけでも、一緒に遊ぶわけでもない。
なんて素晴らしいやつなんだろうと思ったなあ。

 

 

f:id:tenseihirakawa:20240518081237j:image

 

それからおれはそんな風になりたいなあと思ってる。
人と心の奥で付き合えたらどんなにいいだろう。

 

パンクロックやロックンロールは
社会に噛み付くアナーキーで凶暴な思想だと思う人がいるんだろう。
寂しいなあ。
パンクロックのやさしさがわからないなんて。

それでいてZARDとかがやさしいとか言うんだろ。
まあZARDはなにも悪くないよ。ごめん。

 

 

たとえば、あなたがどんな格好をしていても、
腕が、脚がなかったって、
体中ぶつぶつだって気が合えば友達なのは当たり前だけど、
(なんか"中島らも"みたいになってるな)

言葉の真意や、表情の奥、心の奥。
その人の"ほんとう"を見ようと思うとこの目が邪魔だ。

 

昔ジョンとヨーコが頭からゴミ袋被って会見してたよなあ。バギズムだっけ?
性別や肌の色や年齢みたいな外見からの情報がもう偏見だ!みたいなやつ。
あれ思い出しちゃった。

 

 

本当どこまでいってもイタいよなあの人ら。だから大好き。
彼らのそんな気持ちが痛すぎるほどよくわかるぜ。

 

とにかく目から入ってくる情報に揺さぶられ過ぎてんだよ。
今日のドミトリーは女性ばっかりでなんとなく安心するとか。
まだまだ修行が足りねえわもう。

 

f:id:tenseihirakawa:20240518081330j:image