年が明けた。

おれも2018が始まった。

仕事はあと6週間でおわる。

仕事は2月いっぱい、それでそのままベトナムに行くところまでしかまだない。

おれの将来は2ヶ月先で精一杯だ。

今年も連日いろんな人と飲みながら始まった。

まあ今年もこの街で、アジアのどこかで、楽しくやっていくんだろう。

久しぶりに仕事も変わる。

なにをするか決めてないけど、せっかく駅の目の前に住んでるんだからそれを存分に味わいたいし電車で通勤したい。

毎日自転車の生活が板についたおれには電車での通勤は 余裕のある暮らし  を感じさせる。

乗り換えとかして〜、という憧れも

1ヶ月もしたら慣れて辛く感じるかもしれない。

完全に、子供がたまのお出かけで電車に乗る感覚になっちゃってるんだろうけど新宿三丁目とかで乗り換えるような仕事がしてえなと思ったりしてる。

そのまえにベトナムだ。

やっぱり行く前の土地について調べたりするのが面倒なおれなので、本屋でかってきた  地球の歩き方 ベトナム  はまだ買ってきたまま放ってある。

周りのベトナム人の友達たちからは  とてもいい所だよ  と  危ないから気をつけて  をセットで言われてるけど、

スリとかボッタクリに関しては北インドに比べりゃ楽なもんだろとなにも心配はしてない。

とりあえず鬱陶しい今の職場であと6週間やりきることしか考えてない。

次はなにするかわかんないけど、4年近く続いた完全な夜の生活ともたぶんお別れかとおもうと寂しいもんだ。

夜中のこの時間、世の中的にはもう朝だけど、

この時間真っ暗な部屋でおれ一人収まらない狭いソファベッドに寝っ転がって煙草をふかし、だらだらと色んなことを考えるこの時間はおもしろい。

シカゴブルースのことやジャックケルアックの言葉、ラスタファリズムもラジャスターンの砂漠も全部天井のとこを煙草の煙と一緒に漂ってる。

世の中が眠っている間に考えるというのがとても特別な感じがするが、それももう終わりかもしれない。

その分無理せずに銀行の窓口に行けたり、仕事終わりどんな店でも空いてるなんていうメリットもたくさんあるだろう。

月並みだけど今年はいろんな新しいことができたらいいと思ってる。

結構自分のことばっかり考えてるやつばっかりだからそれに埋もれずに自分でいようとおもう。別に人のためになることばっかりやろうってんじゃないけど、おれはマザーテレサじゃないから。

自分のことばっかり考えてるやつに流されるとどんどん窮屈になっちゃうからそれを楽に避けようとするとおれもおれのことばっかり考えてしまう。

そりゃもちろん自分本位だからこそ自分のことより先に周りのこと、結局最後は自分なんだから、という感じ。

今年の寒さにはだいぶうんざりしてきた。

今年の冬は特別寒いってことはないとはおもうけど、まあ自転車での距離が長くなったせいもあるだろう。

今年はこないとおもってた腰痛は先週やっときて、もう帰った。なんか落ち着かなかったんだろう。

こう寒いと休みの日も喫茶店にいって本読むくらいで済ませてしまう。

しかもすぐそこの池袋まで電車に乗っちゃったりしてる。リッチになった。

20歳のおれにはなかった選択肢。

こうやっていつかついついタクシーばっかり乗っちゃったりするようになれるのか。

今年もたくさん遊ぶお金を稼ごう。

物をもっと減らして身軽になろう。

物は人を縛る、ってばーちゃんが言ってた。

それに物理的におれの部屋は鬼狭い。

ソファベッドが広げられないくらいに。

まあ秘密基地みたいで落ち着く。

リビングからはめざましテレビの音。朝の音。

誰かがシャワーを浴びる音。

今日の寒さは和らぐらしい。

寝て起きたら仕事。

 

 

なんとなく

 

4時。一番良いくらいの時間。

暗い部屋でソファベッドに横になって

煙草の煙をくぐらせている

ついこの前からおれの部屋にしばしの居候がきたのでおれの部屋は真っ二つになってる。

パーテーションの向こうから少し寝息が聞こえる

 

一応今年も終わるみたい。

完全についていけてないおれはまだ年末の感覚じゃないな

年末、飲み屋の仕事は馬鹿みたいに忙しく、もう4回目の12月だけど、いつまでも嫌んなる。

本当は年末の世の中の空気感はけっこう好きだ。

あと2日くらい働いたら年末年始の休みに突入する。4日間。今年は長め。

年明けに飲み会的な予定がいろいろ、それに大晦日、元日はみんなで鍋でもやって、年末年始特有の漫才番組でもみながらへらへら笑ったりするのに忙しい。

 

年末ってことで一応 今年 という括りで振り返るんだけど出来事的にはほとんど覚えてない。

中野から地元 池袋に戻ってきた。

池袋という街のサイズで育ってきたからやっぱり今でもちょうどいいし、変わってるんだけど結局変わってねえなあみたいな感じで落ち着く。

まあおれの故郷だし、わかんないけど静岡で育った人が富士山が東名高速に乗って富士山が見えてくるとほっとする、みたいな感じで

おれは東武デパートやビックカメラのビルを見ると懐かしくて落ち着く。

先のことはわかんないけどまたしばらくは池袋がおれの遊び場になる。

 

そう、今年はタイとカンボジアに行った。

去年のインド修行に続いて第2弾だ。

インドのパワーに圧倒されて、一旦次はヨーロッパとか綺麗なとこに行こうと強く思ってたけど気がついたらタイ行きを決めてた。

インドもそうだったけどタイも行く理由はない、なんとなくだった。

まずおれはタイ料理もあんまり好きじゃないしね。

バンコクは聞いてた通り大都会で真新しいビルは林立していて東京育ちのおれでもなに不自由ないくらいの街だった。

それに東南アジア独特のカオス感とエネルギー。居心地が良すぎてバンコクに沈没しかけた。

 バスで国境を超えてカンボジア

タイより遥かに田舎、大草原。

アンコールの遺跡群も果てしなく勇ましかった。

来年の3月はベトナムに行く。

そう、また東南アジアだ。

それにまた、なんとなくだ。

完全にアジアに呼ばれていると思う。

 

なんとなくに流されるのは怖いけど、

自分の中のしっかりとしたなんとなく、は

なによりも信用できる。

インスピレーションとかいうやつだろうか。

今年は特に自然とそんなことがテーマだったような感じがする。

なんとなく大丈夫だとおもう、とかなんとなくこっち、みたいな自分の感覚で暮らすという感覚に楽しくなっている。

自分というものにどっぷりな感じ。

自分の感覚と経験がとにかく何よりのおもちゃであって武器でもある。

それだけあれば物も要らない。

だいぶ荷物を減らした。

理想は寅さん。カバン一つでいい。

一つを突き詰めることも魅力的だけど、いがいとすぐ寿命もきそうだし、とにかくいろんなことをどんどんしたい。

もう3年以上飲み屋でなんちゃってバーテンダーをやってるけど、2月で辞める。

これ以上やるのは時間がもったいない。

なんでも他のなにかがしたい。

その思いは前からあったけどそれが溢れでたような感じでかなり強引に辞めることにした。

そしてその次の日にはベトナムに行く。

その後はなにも決めてない。

新しいなにかが待ってる。

それだけ決まってればいいじゃん。

 

かなりなんとなくで暮らしてるけどなんとなくは自堕落とか諦めじゃない。

大切なものを優先にやれてるということ。

今年もなんとなく生き抜いた。

デリーより北の町

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ふと思い出したこと。

インドの首都デリーより北の町に行った時のこと。

もう2年くらい前になるかな、

おれは1ヶ月半の旅に出た。

インドにいく という事だけ決めて

往復の航空券だけ取って旅をした

悠久の風の吹くとてつもなく広い西インド、ラジャスターンのエリアを転々として、

デリーに帰ってきて毎日気ままに過ごしてたおれは

すこしインドの熱気と喧騒に疲れていたのもあってかデリーより北にいこうとおもった

 

ハリドワールという町

ヒンドゥー教の聖地で、聖なる河ガンガーの流れる田舎の町。

まだ暗い明け方のデリー、

パハールガンジという有名な安宿街を

バックパックを背負ってニューデリー駅を目指した。

ニューデリーからハリドワール行きの列車はエアコンも、ブレックファーストもついていて快適だった。

ニューデリーから4時間とすこし、ハリドワールについた。

すこしふらついて宿を決めて、煙草を1本吸い終えると、ガンガーが見たいとおもった。

1ヶ月近く旅をしていたけどおれはまだガンガーを見てなかった。

モーティーバザールを歩いて、ガンガーの大きな沐浴場、ハリ・キ・パイリー へ。

 

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おれのおもっていたガンガーとは違って青かった。

おれはガンジス河といえばバラナシのあと淀みきった河を想像していた。

想像よりも澄んでいて冷たい感じがした

流れもはやい。バラナシより遥か上流ってやつだ。

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 綺麗なサリーを着たおばさん、

若い青年、小さな子供

みんなこの聖なる河にサフラン色の綺麗な花びらを浮かべ、河に入り身を清めて

神に祈りを捧げていた

河の向こう側に大きなシヴァのモニュメントが建っていた。

 

その目の前の光景に圧倒されていると

ひとりの若い女性が近づいてきて、

おれのおでこの真ん中に紅い絵の具のようなものを塗ってくれた。

インドのイメージでもあるあれだ。

チェラック とかいうやつだ。

ヒンドゥー教の寺院や聖地にいったときこれを塗られることが何回かあったから知ってた。

 

おでこチェラックを塗られたおれを

女性はにこにこと見つめていた。

1ヶ月近くインドにいたおれは自然と気づいて

20ルピー札をチップで渡した。

女性はそのお札を受け取ると

あなたとあなたの家族に幸せがありますように

と言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は早起きした

休みの日はできるだけ早起きしたい

池袋警察署に住所変更しにいった

今日の街は靄がかっていてすこしインドの空気の匂いがする

まだ16時、今日の作戦を練りつつベローチェで起きぬけのコーヒーを飲みにきた

 

ネガティヴから生まれるものってけっこうあるんじゃない

それもポジティブなものもネガティヴから生まれる

世の中全員が満たされていたらロックなんて生まれてないような気がするし、

不安や心配がなかったらおれは旅に出ないと思った。

旅に出る理由の大きな1つとして大変な思いをしたい、みたいなところがある。

ネガティヴなんてものは言葉自体がネガティヴな気もするけどネガティヴと向き合うという行為はポジティブに向かう上でのことだと思うのでとても大事だとおもうけど

永久会員のネガティヴなら要らねえな

 

最近できるだけ身をそぎ落としていきたいという意識が強い

物理的にも精神的にも

単純になにか物を買うときも躊躇するし

何かをコレクションしたりみたいなのはおれは1つもないとおもう

ギターも減っていく一方だし、日々これはなくても平気だなとかこれはこれで補える、みたいなのがある。

結局自分の満足とか気持ちの問題だからどっちかっていうと、いくところまでいけばガンジャも煙草も瞑想があれば要らないとかいう、おれもそっちサイドかもしれない。

書を捨て町へ出よう  じゃないけど、荷物をできるだけ小さくして色んなところにいったり色んなことをしたい。

アジアの旅も回数を重ねるごとに少しずつ荷物を減らしていきたいし、

本当は携帯も地球の歩き方も持っていかない方がおもしろいんじゃない

深夜特急みたいに一枚の地図だけで。

 

いつでも常に4畳半で余裕 くらいの荷物になるようにしたい。

 

 

 

 

 

 

真っ昼間の夜ふかしだ

変な時間に少し寝ちゃったから夜ふかしだ

外は雨が降ってる

 

18連勤が終わった

その間にいつのまにか冬が来ちゃったみたいだし、おれは毛布にくるまってる

駅前のおれの部屋からは

どんどん世の中が動き出すのが音で感じとれて

おれにはどんどん夜が更けていってんだけどなあと思いながらこの世の中との隙間にトリップしてしまいそう。

キャプテンビーフハートでも聴いてぶっ飛んでいたい気分だ。

この街に戻ってくるといつもこんな感じ、池袋なんておれにとってはいつもそんな表情の街だ。

昔から夜中にチャリで池袋の街をパトロールする。

西口の風俗街を電気グルーヴを聴きながらうろうろして大都会で安い酒を飲む。

大都会とはまさに 大都会の側面 みたいな店でもれなくカオスでもありながらどこか落ちつく庶民感がある。

最近ノリで 速いチャリ を買ったので

夜のパトロールも快適になった。

昔からママチャリで都内どこでもいってたおれがついに速いチャリを買ったことに自分でもまだ違和感がある。

まず   速いチャリ  を買った。

と人に言ったら笑われた。

おれのチャリにはクロスバイクというかっこいい名前があるらしい。おれはバイクの免許は持ってない。

それでも照れとポリシーか、

1番普通っぽいのにしたんだ、やっぱり未だにかっこいいチャリ はダサいと思っていて、

なんならママチャリの方がかっこいいと思ってるおれだ。

私服で乗れるかっこよすぎないチャリを買ったんだけど、それでもやっぱりちょっとかっこいいんだよなあ

中野に行くにはだいぶ楽になった。

哲学堂から新井薬師の坂がスイスイだ。

 

最近は街でもテレビでもみんな当たり前のことばかり言っててつまんない。

歌歌ってるやつでも当たり前のことばっかり言ってるやつらが売れてるから、

言ったもの勝ちみたいな感じがする。

ロックバンドも穏やかな青年ばっかりだし、言っちゃいけない事いうやつもいない。

火薬が足りない時代みたいな感じだ。

今は反抗したりするのがダサい、流行らない時代みたいなことを言うやつもいるけど、

反抗したいからするわけでもないし、

違うと思うことを違うというだけ、

それは良いことを良いということと反対ではなくて同じことだろう。

違うと思うことを違うという、嫌なことを嫌と良うことにダサいも流行りもないっていうことはみんな知ってるのかな。

まあロックバンドであっても不満がないならそれは良い事かもね。

 

もう少し自分本位にやっていきたいとおもう。

自分本位というか自分と自分の大切な人本位に。

おれはマザーテレサにはなれないから自分の周りで精一杯だけど。

社会というか仕事とか、世の中けっこう愛のない人が多いし、こうやって夜中につらつら考えてると自分の大事な部分がとても明確にあるんだけど、

世の中に合わせているとおれも周りにいる愛のない人の標準に合わせてしまいそうになるからそこは本当に気をつけたい。

辞書でいう 自分本位  なやつが本当に多いこと。

自分本位は自分から自分というニュアンスで

おれの自分本位は自分から周りという感じの意味。

かんたんなことで言えば 助け合い であったり 感謝であったりするんだけど、してもらったからしてあげる、それも社会的にみた礼儀やメンツじゃなくね、それもそうなんだけど、もらった人に返すよりもそれをまた他の誰かに、というやつ。

そんな本質的にはとてもかんたんなことなんだけど、この世の中にいるとそれを少し遠くさせる、でもそれは周りのせいにはできないし、気をつけたい。

本当は意識するものでもない人間の 自然な部分なはずだけどそれをぼやかすものもありすぎる。

それはヒンズーでも仏教でもラスタファリでも

ビートニクでもボブディランでもみんな同じでしょ。

そうゆうあまりにも自然なところを懐の深い部分に常にみんな共有できる部分で

宗教や思想はすごいものだと思う。

 

地元で暮らしてる。

何年かに一回地元に帰ってきてる

暮らしもだいぶ豊かになった。

高校を出た頃によくばーちゃんに言われてた、

どんどんお金を稼いでそのお金でどんどんいろんな事をしなさい、というやつの基盤がやっとできてきている、その意味がやっと自分のものになった感じか。

20歳くらいのことはバンドやってるかバイトしてるかで全然お金がなかったしあんまごはんも食べられなかった、その頃散々ばーちゃんが財布から出した小銭をおれに渡しながら言ってたことだ。

それからだいぶ稼げるようにはなったけど、

自由なお金があればあるでそのぶんなくなるしろくな事につかってなかった。

いつのまにか働いたお金を経験に換えるという感覚があった。

元からあまり物にお金を使わないから、そうゆうところもあるのか。

金銭的だけじゃない生活の豊かさを感じてる。

やっとその基盤ができたような感じだからこれから、

気づくには遅すぎた、とかおれはあんまりないけど、まあ時間は限られている感じがする。

じじいになっちゃう前に。

 

 

 

 

 

 

 

たまには書く。

タイから帰ってきてキャンピロバクターとかいう菌のせいで死んでて、

完全復活かと思った矢先にわりとがっつりとした喉と鼻風邪。1週間自力で戦ったけど、咳も疲れるし、なにも味がしないのが鬱陶しくなって耳鼻科に行った。

今は薬で少しずつ普通に戻りつつある。

 

今はバイト中、

一日中雨で、なぜか今年一を狙えるくらいひまだ。Tレックスをでかい音でかけてる。

中学生の時熱狂したんだTレックス

マークボランの声に吸い込まれる。

スペースボールリコシェット。

 

最近少し仕事に飽きを感じてる

わりと面白いく感じてた仕事だけど

最近は健全に仕事行きたくねーというのがでかい。

もうすぐ大型連勤がある。

半月ちょっと毎日通しで仕事だ。

それが終わったらそろそろ見切りをつけるか、考えよう。

あい変わらず日本人でメインでやってくれる人は現れる気配もないし、外人も嫌になって飛んだりしてる。そうゆう周りの環境に一喜一憂するのも疲れたし、すこし責任を持たされ過ぎてるかもしれない。

 

日本を離れてどこか行きたい。

日本のぬるま湯に退屈して早くもスリルを欲してる。

いざ次どこに行くか考えながらいろいろ調べてると、アメリカも、ヨーロッパも永遠の夢みたいなところがあってもちろん行きたいんだけど、あんまり具体化しないで気がつくとアジアに流れ出てしまう。

アジアの独特の雰囲気に掴まれてるような、

まだアジアを卒業しちゃいけないような気もしてる。

アジアは不便さとか大変さがおれにとっては一番の魅力なのかもしれない。もちろんその時その時は次はもっと快適な国に行こうと後悔してるんだけど。

 

 

こうして夜が更けていく。

12時を回ってる。

店番といった感じ。これでいまの時間は1時間に1350円もらえる。

ごはんも食べれる。

ひまだったので自分で基本なチャーハンを真剣につくった。

刻みにんにくを焦がしながら卵とねぎだけのシンプルなやつ。

料理は楽しいからある程度の頻度でやりたいと思ってる。

バイトでは最近は酒ばっかでキッチンに入る機会がなくなって少しつまんない。

 

ドアのベルはならない。

今日は明らかな赤字だろう。

マーヴィンゲイがワッツゴーインオンを歌ってる。

あと3時間ちょっと。ひまを持て余しながら夜を更かす

今日は雨、帰りは始発電車か、歩きか。

 

 

 

 

 

 

だらだらと書く。

東京に帰ってきた。

カンボジアシェムリアップからバンコクドンムアン空港でトランジット。

この時の体調は最悪。

いつの間にか熱もあるし、これから出発ロビーで7時間待機して、それから6時間のフライト。

帰る日くらいから具合が悪くなる、いつも。

帰りのフライトが万全だったことがない。

まあ旅の途中で寝込むよりはいいんだけど。

日本に帰ってきてから体調悪化。

熱は40度を超えた。お医者さんは腸炎かなにか、ウイルスが入ったんだろう、と。

インドの時同様、心当たりは山ほどあった。

屋台のごはんなんてロクな衛生状態じゃないし、生野菜もふつうに食べた。アリの集ったオレオを食べた疑惑もあるし。

またお土産に現地の菌を持ってきちゃった。

3日間寝込んだ。昨日はなんとか仕事にいった。

少しずつよくなってきてて、いまはもう8割くらい。

普通のごはんも食べてる。

ベタな感想としては日本のごはんが美味しい。

かーちゃんが焼いた塩ジャケと味噌汁も、昨日の帰りのすき家のチーズ牛丼も最高だった。

やっぱり米がうまい。

慣れない洒落洒落な新居でだらだらと休んでた。体調悪い時じゃないと、1日家にいるなんてことはないんだけど、やらされてみりゃそんな休日も悪くねえな、なんて思ってる。

今日はパンツやら買いにチャリで池袋にいった。

初めてちゃんと地元に帰ってきた感じがした。

店やらビルやらどんどん変わるけど根本は変わらないんだ、この街は。

生まれ育ったこの街は世界で一番落ち着くとこなんだろうとおもう。

パスポートも持たない治安のいい平穏のモードに戻ってしまうと、退屈な気持ちになる。

カオサンのあの刺激的な夜に戻りたいとおもう。

そうゆうとこにいるときは気が張っていて、わりと平穏な日常に戻りたいと思う時がよくあるんだけど、日本で日常に戻るとまたスリルに飢えてどこか旅に出るんだろう。

すでにすこし、次はどこに行こう  が頭の片隅で膨らみはじめてる。

カンボジアの安タバコ、日本だとよりまずいな。慣れない日本の物価に怯えてアメスピと混ぜながら安タバコも吸ってる。

行きたいとこはたくさんあるけど、とりあえずは年明けるくらいまでは、始まったばっかりの都会の気ままな暮らしに退屈しなそうだ。